7/13/04 Bottom of the Hill
Deerhoof はSan
Francisco市出身のバンドである。 彼ら独特の騒音とメロディーを巧みにミックスした実験的なサウンドはこの数年間で実に独特なサウンドとなった。 バンドはRob Fisk (ギター) とGreg
Saunier (ドラム) によって1994年に結成され、1996年には日本出身のSatomi Matsuzaki (ベース) が参加した。 結成初期は多くのライブショーを繰り返し、いくつかのシングルも発売した。 Satomi Matsuzaki 参加の1年後、Deerhoofはデビュー初のアルバムである The Man, The King, The Girl (1997年) を発売した。 1999年のHoldy Pawsリリース後、Fiskはバンドから離れ、その後バンドメンバーは数回変更した。 彼らの3枚目のアルバム、Halfbird (2001年)が発売されたころにJohn Dieterich が新しいギタリストとして参加した。 CMJやAll Tomorrow’s Parties などのミュージックフェスティバルで演奏することによってバンドの知名度はますます伸びた。2002年に絶賛されたReveille(2002年)の発売により、バンドの知名度は全世界へと広がった。 彼らのファンにはSonic Youth や The Yeah Yeah Yeahsなどがいる。 バンドは2人目のギタリストであるChris Cohen を加え、Apple O’
(2003年)を2003年後期に発売。 このアルバムはエンジニアのJay Pelucciと共に1日の間で仕上げられた。 最近としてはThe Bottom of the Hill にて最新アルバムのMilk Man のプロモーションとしてライブ演奏をしている。
Deerhoof
7/13/04 the Bottom of the Hill にて
あのライブショーは「めちゃくちゃ楽しかった!」としか言いようがない。 感嘆と感激。
Deerhoofは出身市であるSan Francisco にあるthe Bottom of the
Hillにて彼らの最新アルバムであるMilk Man からの曲を演奏し、室内で叫びあっているエネルギーをよりみなぎらせた。
肩からベースをさげて、バナナとイチゴのぬいぐるみを両手に持ち、Satomi Matsuzakiはステージに現れ、彼女独特の奇妙ではありながらも視線を奪う踊りで最初の曲を始めた。
Deerhoofのライブショーを見たことがないのであれば、次回のショーをぜひ見に行って欲しいと思う。 彼らの曲が好きであるのならば、彼らのステージパフォーマンスを見ることでよりバンドを好きになるであろう。 彼らの人気度はより増してきているため、混み合った場所で隣の人の汗の匂いをかぎ、後ろに立っている人の鼻息を首に感じるのはあまり好ましい経験ではないが、バンドが演奏を始めると周りの人のことなどはすべて忘れてしまう。 視線はバンドへと注目し、耳の中の細胞と神経は鳴り響く音へと吸い付かれ、自然にリズムに合わせて足をこつこつと床をたたきつけたり、体をゆすりだしたり、またはジャンプジャンプジャンプ。 本当に知覚が惹きつかれ、満足十分な快楽感となる。
どうしてこんなにDeerhoofが好きであるのか。 それはきっと彼らの独特なサウンドにあるのだろう。 彼らの曲のリズムと音は大変混乱しているように聞こえるが、それは実はとても計算されておりバランス間に優れている。 そしてこのような困難な演奏を巧みに仕上げるチームワーク。 そして遊び感覚に音と触れる。 若さ。 エネルギー。
演奏が終わった後、友達は次のような感想を残した。 「幸せ間を与えてくれるバンドを見るのが好きなんだ。」 Deerhoofの曲にはポップはあるが、彼らの詩は理解しがたく神秘性があり、多くの曲は聴きやすいものとは言いがたい。 だが彼らの曲を聴くことは楽しいしとても気持ちを良くしてくれる。 彼らは子供のように音と遊ぶ、そしてもしや明日が存在していないかのように楽器を鳴り響かせる。 そのようなパフォーマンスを見ることで多分我々の中にまだ存在している子供感覚をたぶん開放するのであろう。
昨晩のショーは私の気分を大変良くした。 「すばらしい」という言葉では足りないくらいである。 Deerhoof、本当にありがとう。
最後に付け加えさせてもらおうとするのなら、昨晩ショーを見に来た人たち:ちょっとな避けないよ。 バンドが最後の曲を演奏した後、人々はアンコールをすることもなく帰り始めた。 バンドがステージから離れた後に友人の一人がバンドの昨晩のプレイリストを見つけた。 リストの中には「アンコール」の言葉。 もしアンコールがあったのなら、もう少しDeerhoofを見ることができたのかもしれない。 ということで、皆さん、こういう恥知らずなことはやめましょう。
Yuko Chapman